規制の強化と今後 - 消費者金融審査と比較

消費者金融に対する規制は年々変化しており、今後もさらなる法改正が成されていく可能性が大です。

最近の例を挙げると、2003年にヤミ金を規制するために「ヤミ金対策法」が成立していますし、2006年には「グレーゾーン金利廃止等を盛り込んだ改正法案」が施行されています。

これらの法律で制限されたのは、貸し金業者が新規参入する時の最低必要資本の引き上げ、夜間取立ての規制、生命保険金による返済の禁止、複数の会社からの借り入れ制限、制限利率のさらなる縮小などです。

消費者金融側からすれば、こうした一連の規制強化で収益を削られることになるのでおいしくありません。自己資本が充実していない業者はあっという間に破綻してしまいます。大手業者でさえ利益を確保するのが難しくなっているのが現状です。

ただ、これらの新たな規制は利用者にとってはプラス以外の何者でもありません。規制が強まれば強まるほど、今まで以上に安心して利用できるようになるでしょう。